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【小学生の水泳】子供の水中メガネ選びで失敗しない!スイミングコーチが教える正しい選び方と効果

こんにちは。 『福岡を水泳で元気にする』をコンセプトに水泳指導歴30年を迎えましたスイミングコーチの中原です🏊‍♂️
大人が水泳を始めるときは水中メガネを最初から準備しますが、子どもの場合は水慣れの段階では必要ないかと考え、準備をしないことがあります。

「川や海で遊んでいるときに溺れた場合、目を開けられないといけないから」という理由でゴーグルを推奨しない学校やスイミングスクールもありますが、楽泳スイミングでは水中メガネの使用をお勧めしています。

※水中メガネは専門用語で『ゴーグル』と呼ばれます。水中メガネとスイミングゴーグルは同じ意味です。

水中メガネを使用せずに泳ぐと、以下のような問題が発生します:

  • 目が痛くなる:プールの塩素や海水が直接目に入り、炎症を起こす可能性があります
  • 視界が悪い:水中で目を開けにくく、周りの状況が把握できずに恐怖心が増します
  • フォームが崩れやすい:進行方向を確認できないため、まっすぐ泳ぐことが困難です
水中メガネの重要性

水中メガネは、単なる「あったら便利」な道具ではありません。水泳を安全に、効果的に楽しむための必須アイテムです。

特に初心者の方にとって、水中メガネは以下の3つの重要な役割を果たします:

1. 目の保護

プールの塩素や海水から目を守ることで、長時間の練習が可能になります。目の炎症や痛みを防ぎ、快適に泳ぐことができます。

2. 視界の確保

水中でもクリアな視界を確保することで、プールの壁や他の泳者との距離感がつかみやすくなります。これは安全面で非常に重要です。 水泳初心者にとって、ぼやけて見えるプールで顔つけや潜る動作を行うのは不安なものです。プールの中でスイミングコーチや保護者の顔が見えるだけでも安心感が得られます。

3. フォームの改善

正しい方向を確認しながら泳げるため、フォームの習得がスムーズになります。まっすぐ泳ぐことを意識することで、理想的なフォームを維持しやすくなります。

具体的な効果

例えば、クロールを練習する場合を考えてみましょう。頭を左右に回転させて呼吸をする際、水中メガネがあれば:

  • プールの壁までの距離を正確に把握できる
  • 横を向く呼吸動作をしたあとも真っすぐ泳ぐことを意識しやすい
  • 他の泳者との接触を避けやすい

これらの利点により、より安全で効果的な練習が可能になります。

水中メガネの選び方

初心者の方には、以下のポイントに注意して水中メガネを選ぶことをお勧めします:

  • 顔のサイズに合ったものを選ぶ

子ども用には、バンドを引っ張ることでサイズ調整ができるゴーグルがおすすめです。

  • 装着感が快適なものを選ぶ

水中メガネには、レンズにゴムのクッションがついているものとついていないものがあります。 初めての方にはクッション付きがおすすめです。長時間の使用でも快適で、圧迫感を軽減します。

  • 曇り止め加工されているものを選ぶ

最近の水中メガネは曇り止め加工されているものが多くありますが、効果が落ちてきた場合は曇り止めを使用してクリアな視界を確保しましょう。

まとめ

水中メガネは、水泳を楽しむための必須アイテムです。目の保護、視界の確保、フォームの改善など、多くの利点があります。

特に初心者の方は、適切な水中メガネを使用することで、より安全に、より効果的に水泳を楽しむことができます。

ぜひ、自分に合った水中メガネを見つけて、快適な水泳生活を始めてみてください!

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